そのまま使える10日間のスイス・イタリア旅行

イタリアのベネチアからスタートして鉄道・バスだけでスイスを回ってきました。日本にはない景色ばかりで、一度は行きたい名所が詰め込まれたとても良い旅ができました。

1日目 ベネチア観光

ベネチア空港に到着してそのままベネチアの市街地を観光しました。海に浮かんでいるようなベネチア特有の街並みはとても美しかったです。たくさんの水上バスや水上タクシーが運河を行き交う様は、普段目にすることがなくとても新鮮でした。

リアルト橋やサン・マルコ寺院、鐘楼などの名所を回り、最後にはゴンドラに乗って海からベネチアの街を眺めました。この日はとても暑かったのですが、鐘楼の上は乾いた涼しい風が吹き抜け景色も居心地もとても良かったです。

2日目 ベネチアの離島ムラーノ島・ブラーノ島観光

2日目は水上バスでムラーノ島とブラーノ島へ。離島らしいゆったりとした雰囲気でした。ムラーノ島はガラス細工のお店が並び、ブラーノ島は色とりどりに塗られた家が建つ独特の景観を楽しめました。

一度ベネチア本島へ戻り、ここからは鉄道旅。高速鉄道でミラノまで行き宿泊。ミラノの市街地はまさにヨーロッパらしい四角い建物が並び、トラムが走っていました。

翌日はスイス国境前の駅ティラノまで移動。途中コモ湖を中心とするリゾート地の風景がとても印象的でした。

3日目 ベルニナ急行

イタリアのティラノから赤い車両が特徴のベルニナ急行に乗りました。ジグザグに距離を稼ぎながら標高を上げ、湖とその手前に広がるのどかな村の風景を座席に座ったまま楽しめました。

頂上付近のアルプ・グリュム駅では数分間の停車時間があり、氷河とそこから流れ出た雪解け水が注ぐ湖の景色を楽しむことができました。

4日目 氷河特急

ベルニナ急行の次は氷河特急に乗りました。前日登って稼いだ標高を下っていきます。今度はループ線と言われる輪を描く線路を多用して距離を稼ぎながら走ります。自分が走ってきた線路が窓の上の方に見える経験がなかなかできないので面白かったです。

このあと、落石のため線路が閉鎖されてしまったため、途中駅で降りて一般の電車で迂回することになりました。

5日目 ゴルナーグラート

氷河特急の終着駅ツェルマットからスタート。朝天気が良い瞬間に綺麗なマッターホルンが見えました。想像以上に高く険しい山でした。

ツェルマットからゴルナーグラート鉄道でゴルナーグラートまで登りました。展望台からはどこをみても氷河が削った尖った山が見えました。この山々を見ながらのハイキングはとても気持ち良かったです。普段見かけない高山植物をたくさん見つけることもできました。

6日目 グリンデルワルトフィルストへ

電車を乗り継いでグリンデルワルトまで移動し、山の上で宿泊しました。朝日に照らされたアイガー、ユングフラウなどのアルプスの名峰はとても美しかったです。日本では見られない切り立った崖と深い谷の中にある街がとても印象に残りました。

7日目 ユングフラウヨッホ

朝焼けを見たその足で、アイガーとユングフラウの間にあるヨーロッパ最高の鉄道駅ユングフラウヨッホへ行きました。電車はとんでもない勾配をラックレールを使って登り、あっという間に標高3500mへ。駅の上にあるスフィンクス展望台には、アレッチ氷河とユングフラウなどの山々など、全方位に絶景が広がっていました。

帰りは新しくできたロープウェイでの空中散歩。深い谷に吸い寄せられるように高度を下げ、あっという間にグリンデルワルトに到着。この日の景色がこの旅行のクライマックスでした。

8日目 シャモニーのル・ブレヴァン

最後は、ヨーロッパ最高峰のモンブランを目当てに、国境を超えてフランス、シャモニーへ。ロープウェイを乗り継ぎル・ブレヴァンという展望台まで上がりました。エギーユ・デュ・ミディという尖った山をはじめ、全方にさまざまな形の山をみることができました。

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