【箱根】紅葉と富士山がきれいな金時山登山&箱根の温泉を日帰りで楽しむ
秋も深まり、山歩きにはとてもいい季節。今回は箱根の金時山に登ってきました。
ハイキングコース概要
今回は、ハイキングコースマップの左上、6. 仙石原〜金時山Iコース、 9. 金時山〜乙女峠コース、8. 乙女口〜乙女峠コースを反時計回りに回ってきました。見所はコースの所々から見える富士山です。
小田原駅から登山口へアクセス
箱根の玄関は箱根湯本駅が有名ですが、バスの座席に座るためには、小田原駅でバスに乗り換えたほうが良さそうでした。
写真の右側、東口から出て4番のりばが金時山の登山道入口に近い仙石原を通る桃源台方面のバスのりばです。時刻表をみると、朝早い時間はバスが多く出ています。
ベストな見所は撮り逃してしまいましたが、バスからの眺めもかなり良かったです。
仙石原の一つ手前、仙石原小学校前で降りると目の前にセブンイレブンがあります。飲み物や昼食を調達するのに便利でした。
金時山ハイキングコース
セブンイレブンから歩いて10分ほどでハイキングコースの入り口に着きます。わかりやすい看板があります。
しばらくは、舗装された坂道を登って行きます。この辺りもしっかり紅葉していて綺麗でした。
金時山コース登り口のこの看板から舗装されていない山道に入ります。
道はこんな感じで、間違えて外れる心配はありません。分かれ道には必ず看板が立っていました。
途中の岩場に座って休憩。少しずつ芦ノ湖が見えてきました。写真の左端、山の中腹から煙が上がっているところが大涌谷でしょう。
金時山山頂
セブンイレブンからゆっくり歩いて2時間で山頂に到着。山頂に着いた時に、ちょうど富士山が見え始めたようで、ハイカーたちが盛り上がっていました。この後10分しないうちに雲に隠れてしまったので、とても運が良かったです。
芦ノ湖も綺麗に見えました。真ん中に海賊船が浮かんでいました。
山頂では、売店が営業していて、麺類などの軽食や飲み物が買えるようでした。
長尾山と乙女峠を経て下山
登ってきた方とは逆側から下ります。まず目指すのは長尾山。
長尾山までは切り立った尾根に沿って進みます。やや険しい箇所があり、下るのには注意が必要でした。
所々もみじが真っ赤で綺麗なところがありました。
途中の長尾山に到着。金時山から30分の案内でしたが、50分かかりました。途中で道を間違えたか不安になりましたが、他に行く道もなく迷うことはないと思います。
そして乙女峠へ。看板で10分のところ30分弱かかりました。休憩せずに歩いてるのにおかしいなぁ…
展望台から御殿場の町がよく見えます。晴れていれば富士山が綺麗に見えるのでしょうが、この日は曇っていて見えませんでした。残念。
ここからは仙石原方面へ下ります。
45分ほどでトンネルの上に出ました。これで終わりかと思いきや…
林の中をさらに20分ほど歩きました。山の中とはまた違った雰囲気で最後まで楽しめました。
登山鉄道を満喫
バスで強羅駅まで行き、登山電車に乗ることに。
先頭車両は前面展望を楽しむ人たちで混んでいましたが、一番後ろは空いていました。
箱根登山鉄道の特徴は3回のスイッチバックです。なので、強羅駅出発する時には一番後ろでも、一番前になる時があり楽しめます。
80パーミルの勾配標識。鉄道としてはとんでもない急勾配を走ります。
箱根湯本に到着。一両だけ違う車両が連結されていました。
箱根湯寮で温泉に入ってフィニッシュ。箱根湯本駅から送迎バスが出ています。