島原港から仁田峠までヒルクライムして雲仙の平成新山を拝んで雲仙温泉で疲れを癒す自転車旅
雲仙岳は、長崎県の南東部に位置する火山です。マグマの粘り気が強く、爆発的な噴火をする火山として覚えている人もいるのではないのでしょうか?
雲仙の平成新山を近くで見るため、仁田(にた)峠まで自転車で登ってきました。
フェリーで島原へ
今回は新幹線でアクセスできる熊本駅を利用し、熊本港から島原港までフェリーに乗ってアクセスしました。
熊本駅から熊本港までは10km少々あります。熊本からも雲仙岳が見えました。
熊本港では駐車場の入り口で整理券をもらってから乗船券を買う流れでした。複数人で乗る場合も全ての自転車・自動車が揃わないと乗船券を買えませんでした。
熊本島原間のフェリーは片道30分の熊本フェリーと60分の九商フェリーがあります。どちらも自転車を輪行せずにそのまま持ち込めます。行きは熊本フェリーに乗りました。
船は前向きの椅子が並んでいたり、ソファがテーブルを囲むレストランタイプのレイアウトがありました。売店ではお菓子や飲み物、お土産を買えそうでした。もちろんデッキに上がることもできました。
島原港に近づきました。頭だけになってしまいましたが平成新山が見えます。山を見たい場合は、沖にいるうちに見た方が良いみたいです。
島原港に到着。やはり輪行せずにワープできるのがフェリーの良いところですね。
俵石展望所を超えて仁田峠下へ
国道57号をひたすら登って仁田峠の分かれ道まで登ります。島原港から17km, 獲得標高は750mほどでした。
途中に俵石展望所があり島原の南側、天草方面の景色が見えます。
ここに売店や自動販売機があったので、補給に余裕を持ちすぎなくても大丈夫そうでした。特に水分は重たいのでw
仁田峠への分岐点まで来ました。ここまでの登りは、時々8~10%のやや急なところがあるものの、概ね5%前後でとても登りやすかったです。
仁田峠からの眺め
分岐点から少し上がったところに案内所があります。ここで100円の自然保護協力金を払う流れになります。通行料金と違って義務ではない模様。ここで一方通行であることを案内されます。
狭く曲がりくねった林道風の道です。対向車が来ないので、安心感があります。
国道の分岐から3kmほどで平成新山が見える展望台に着きます。この先すぐに見えなくなるので、ビュースポットはここだけです。
仁田峠からはロープウェイに乗れるようです。5月に行ったのでツツジが綺麗に咲いていました。
温泉街で疲れをリセット
昼食は絹笠食堂で焼肉定食を注文。おいしい上にボリューム満点でした。
温泉は雲仙小地獄温泉をチョイス。青白い濁り湯で、小さい粒子が肉眼でも見えました。熱すぎずぬるすぎず、お湯に浸かったままうとうとしてしまいました。
硫黄のガスが噴き出している地獄にも寄りました。ここはかなり硫黄の匂いがきつく、5分ほどしかいなかったにもかかわらず、腹痛が少ししました。
フェリーで熊本へ
帰りは来た道をひたすら下ります。カーブがキツくないので軽快に下ってあっという間に島原港に到着。
高速船の熊本フェリーが欠航になったので九商フェリーでのんびり帰ります。こちらはテレビがついていてアットホームな雰囲気でした。