カスルト地形の代表 秋吉台へ 広島ー博多鉄道旅3
広島から博多までの鉄道旅。3日目は、新山口からバスに乗って秋吉台へ。水に溶けやすい石灰岩が織りなす特徴的なカルスト地形を楽しみます。
2日目は、厳島神社と錦帯橋へ行きました。
バスで秋吉台へ
秋吉台へは、どの駅からも離れているため、鉄道を使う場合はバスに乗り継ぐ必要があります。美祢市の観光情報サイトのバス時刻表が見やすかったです。
新幹線駅の新山口駅からは、バスで40分ほどかかりました。新山口駅のバスターミナルにあるバス案内所でお得な防長バスのバスカードを買えました。1000円で1100円分、3000円で3360円分なので、新山口から秋芳洞バスセンターまで1190円で余さず使い切る事ができます。
秋芳洞バスセンターから秋芳洞の正面入り口まで10分ほどです。
日本最大級の鍾乳洞 秋芳洞
秋吉台の鍾乳洞の中で最大の秋芳洞は、歩いて30分から1時間ほどかけて反対側へ抜ける事ができます。
入って川沿いを進んでいくと、岩の裂け目が見えてきます。流れている水が岩を溶かしてできた鍾乳洞です。
棚田のような不思議な模様の岩。
つららのように天井からニョキニョキと岩が生えています。
つららが成長して、柱になってます。
泥水が流れているかのようですが、岩なので静止しています。
つららとは逆に縦長の空洞も。
洞内に日の光は届きませんが、人工の光が当たるところは緑に。
反対側の黒谷口まで、ゆっくり写真を撮りながら歩いて45分ほどでした。
ひらけた秋吉台の見晴らし
秋芳洞の黒谷口から秋吉台バス停までバスで移動。バスは一時間に一本なので、鍾乳洞に入る前に秋芳洞バスターミナルの観光センターで調べたほうがいいです。
バス停から歩いてすぐのところに展望台があります。
展望台からの景色はこんな感じ。石灰岩の上に広がっている草原で、所々岩が顔を出しています。根を深く張れないためかわかりませんが、高い木がまばらにしかないのが特徴です。
展望台の隣にある大観望で昼食をいただきました。
秋吉台を散策
秋吉台には散策コースが設けられていたので、国定公園の散策マップを参考に軽く歩いてみることに。
ただただ広い!
ドリーネと呼ばれるすり鉢状の地形がたくさんみられます。
一つをピックアップするとこんな感じ。雨水が岩を溶かすことでできます。
一方、岩石が溶け残って突き出しているピナクルも多くみられます。
若竹山に到着。辺りより数10メートル高く、秋吉台を見渡す事ができます。
4日目は、観光列車に乗ります。