【JR大回り】東京から140円の切符で房総半島を一周する電車旅
JR東日本の東京近郊区間内の大回り乗車で、房総半島を一周してきました。140円しかかかりませんが、途中下車できず、同じ駅は通れないという制約がつきます。
※本記事で紹介するルートは、途中で飲食物を買うことができません。必ず昼食を用意してください。
御茶ノ水から千葉
今回の旅は御茶ノ水スタート。東京駅までの140円の切符で楽しみます。
御茶ノ水駅は、駅の先で立体交差する中央線と総武線のホームに大きな段差がついているのが特徴です。
まずは、総武線で秋葉原を通って錦糸町まで乗り、快速に乗り換えます。錦糸町からは、ビルの隙間からスカイツリーが見えます。
快速で飛ばせば45分ほどで千葉です。
成東を回って東金線
千葉駅から千葉県の太平洋側へは、外房線を使うのが一般的ですが、帰りに蘇我駅を通らなければならないので、総武線の八日市場経由の銚子行きに乗ります。
途中の佐倉までは成田線と同じ線路を走り、そこからは成東方面に分岐します。佐倉を出てしばらくは複線の成田線と、単線の総武線が併走し、3本の線路が並びます。
成東で東金線、外房線経由の千葉行きに乗り換え。外房線と合流する大網まで乗ります。
外房線の旅
大網からは、横須賀線と総武快速線でお馴染みの車両。今回来たのは横須賀線から外房線の上総一ノ宮までの直通列車でした。
上総一ノ宮で安房鴨川行きに乗り換え。特急車両とツーショットを撮れました。
上総一ノ宮からは単線で、一気にローカル感が増します。
途中の大原には小湊鉄道用の古そうな車両が!
勝浦を過ぎると、トンネルとトンネルの間でときどき海が見えます。
安房鴨川で暇つぶし
安房鴨川に到着。外房線と内房線の境目で、ちょうど折り返し地点といったところでしょうか。
この駅で約1時間待ち。大回り乗車は、任意にルートを選べることを利用しているため、途中下車をして改札の外へ出ることはできません。そんなわけで、待ち時間は駅を探検。
ホームの端の方から、停められた車両たちを撮ってみました。
地震計って駅に置いてあるものなの?
木造の年季が入った駅舎。
鴨川シーワールドが近くにあるということで、水族館が出張してきてました。これが一番時間を潰せますね。
B.B.BASEという自転車を乗せられる列車とコラボした神社巡りコースがあるみたい?
内房線の旅
安房鴨川をようやく出発。内房線に入ってしばらくは、これまでになく海沿いを走ります。
海沿い区間が終わったら途端に眠くなって気付いたら館山。隣にいた木更津行きの列車に飛び乗りました。
相変わらず海沿いの景色。丘の上に立ってるのは、東京湾観音でしょうか。
君津に到着。横須賀線、総武線ユーザーには行先表示でお馴染みの駅ではないでしょうか?久里浜行きの快速に乗り換えます。
蘇我駅で京葉線に乗り換えます。蘇我駅から先に行くと、行きに通った千葉駅についてしまい、大回り乗車のルールに反してしまうので必ず乗り換える必要があります。京葉線と総武線が別路線でありながら、同じようなルートを走っているおかげで、大回り乗車で房総半島を回りやすくなっています。
蘇我から東京までは45分ほど。これにて、今回の大回り乗車は完了です。
おそらく自動改札機では止められるので、駅員さんに今回のルートを説明できるようにしておきましょう。
都市部の電車が好きな人は、千葉、蘇我で折り返すパターンもあります。参考になれば嬉しいです。