3日で広島を満喫する旅

JALの「どこかにマイル」で広島行きの航空券が手に入ったので2泊3日で広島に行きました。原爆ドームや宮島など広島の有名どころは以前行ってしまったのですが、他にも魅力的な場所がありました。旅のボリューム感等の参考になれば幸いです。

鉄道で広島に行った時の記事は↓

国内最初で最後?スカイレール

広島空港行から白市駅までバスに乗り、そこから電車で30分ほどの瀬田駅にやってきました。ここには、スカイレールと呼ばれるサービスがあります。見た目はローウウェイのような形。

一方の軌道側は懸垂式のモノレールに近いでしょうか。駅を出ると、まずリニアモーター(磁石の力)で加速し、一定の速度で動いているロープと同じ速度になったところでそのロープを掴んで移動するようです。

高いところを移動し景色を遮るものが少ないため、車窓の景色がとても良いです。

すでに2023年末の運行終了が決まっているそうなので、乗ってみたい方はお早めに。

広島のかき小屋

続いて新井口駅から20分ほど歩いて「草津かき小屋」へ。

少し遅めのお昼ご飯に焼かき定食を注文。1500円でこのボリュームでした。(一つ焼いてます)どれも美味しかったですが、特にカキフライがとってもジューシー、サクサクで最高でした。

平和記念公園周りを散策

広島電鉄の路面電車で広島市街へ戻り、宿で翌日以降のプランを立てていたら暗くなってしまいました。眠るには少し早かったので平和記念公園を散策して1日目は終了。

大和ミュージアム

2日目は呉市の大和ミュージアムへ。広島市と呉市の移動は鉄道でも可能ですが、バスの方が本数が多く速いようでした。

大和ミュージアムの中は戦艦大和の1/10の模型が置かれています。他にも造船の街として栄えた呉市と戦争の歴史や、造船技術に関する展示など想像以上にボリュームがありました。

外の公園には戦艦大和の大きさを感じられる仕掛けがあり、こちらも面白かったです。

てつのくじら館

大和ミュージアムの隣にある潜水艦の博物館「てつのくじら館」にも行きました。こちらは、潜水艦はもちろん戦争でばら撒かれた魚雷を撤去することに関する展示もとても詳しかったです。

写真に写っている大きな潜水艦の中を見学することもできました。

竹原の街並みを散策

JR呉線で1時間ほど東へ進み竹原にやってきました。駅から少し歩きますが、昔の街並みが残されているスポットがあり、竹細工体験をするもよし、甘味処で一息つくもよしの風情ある空間でした。初代郵便局跡もありましたので、ぜひ探してみてください。

和菓子屋さんの「いちかわ」で竹に因んだバンブークーヘンを買ってみました。細いバウムクーヘンにチョコレートがコーティングされていました。

さらに呉線で東へ進みました。呉線は海岸に沿って走る路線のため、南側の車窓がとても綺麗でした。

尾道の千光寺公園

尾道駅から急坂を登り千光寺公園へ。瀬戸内海の島々と夕焼けがとてもきれいでした。紅葉の季節だったので、まさに秋は夕暮れですね。

かなり急な坂を登らされるので、体力に自信がない人はロープウェイを使うのが良いでしょう。

オーシャンビューのホテル

この日はビューホテルセイザンに泊まりました。この通り瀬戸内海ビューが楽しめます。船が横切っているのは川ではなく瀬戸内海、その先の島は向島です。

夕食のタイ料理はトムヤムクンやグリーンカレーなどスパイスのよく聞いたピリ辛料理でした。

しまなみ海道を少しだけ

3日目は「しまなみジャパン」のクロスバイクを借りてしまなみ海道を走りました。しまなみジャパンのレンタサイクルはステーションが多いため乗り捨てしやすく、柔軟にプランに組み込めました。

まずは尾道から渡船で向島へ。

海沿いの道を気持ちよく走って一つ目の因島大橋まで来ました。道路に描かれた矢羽と青いラインが道案内してくれるので、下調べなしでも道に迷う心配は全くありませんでした。また、島の道路は信号も交通量も少なくとても走りやすかったです。

向島から因島に渡る因島大橋は、上が高速道路、下は自転車道&歩道となっています。鉄橋の肋骨の中を進んでいくのが新鮮で面白かったです。しまなみ海道は海岸から橋への登りが多く大変と言われますが、3%ほどの勾配に抑えられており、クロスバイクでも難なく登れました。

もう一本橋を渡り、生口島へ。「ドルチェ」で「アイスなどら焼き」のデコみかん味を食べました。酸味の効いたシャーベットのキンとした冷たさを、どら焼きの生地が和らげてくれ、とても食べやすかったです。

今回のしまなみサイクリングはここまでにして、生口島の瀬戸田観光センターで自転車を返却。

後日しまなみ海道全線を折り畳み自転車で走ってきました。

耕三寺の未来心の丘

自転車を返却した瀬戸田観光センターから少し歩いて耕三寺博物館へ。赤を基調とした華やかな建物が多い印象でした。

耕三寺博物館の丘は、未来心の丘と名付けられた大理石で作られた広場となっていました。あたりが白一色となっており一風変わった雰囲気を楽しむことができました。

船に乗って空港へ

耕三寺博物館の近くの瀬戸田港から三原港までフェリーで移動しました。複数の会社が運行しているので三原市の旅客船(三原~瀬戸田)のページの時刻表が見やすいです。

三原港・三原駅から広島空港へは直通バスも出ており便利です。広島空港周辺は、クリームパンで有名な八天堂本店や三景園があり余裕を持って着いても観光ができます。

お土産に買った花瑠&花星(オイルアンドオイスター)という牡蠣のオイル漬けは、牡蠣の旨味がぎゅっと凝縮されており大変美味しかったです。

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