栂池高原でお手軽ハイキング
標高2000mほどの栂池高原は、夏でも涼しくハイキングができる高原です。八方尾根と並ぶ白馬の名所ですが、森林限界を超え山がちな八方尾根とは異なり、水辺の植物などを見ながら比較的平坦なハイキングを楽しむことができます。
ゴンドラとロープウェイで高原へ
栂池高原へは長野駅から白馬八方バスターミナルまで特急バスでアクセスするのがおすすめです。栂池高原で下車するとすぐにゴンドラの乗り場があります。ゴンドラ、ロープウェイのチケットに加えて、ロープウェイを降りた先にある栂池自然園の入園券も一緒に購入できます。
早速ゴンドラに乗り込みます。このゴンドラはとても長く、終点まで20分もかかります。正面の山の頂上の脇を越えていきます。
窓を開けられるので、高度が上がるにつれて景色が変わるだけでなく、空気が冷たくなっていくのを感じられました。
続いてロープウェイに乗ります。ゴンドラを降りてからロープウェイの乗り場まで5分ほどかかります。
ロープウェイの所要時間は7分ほど。案内の放送を聞いていればすぐに着きます。ロープウェイを降りたところには、何とサイクルラックが!ここまで登ってこれる人はどれだけいるのでしょうか。
栂池自然園をまったりハイキング
ロープウェイを降りてから10分ほど坂道を登るとビジターセンターがあります。ここから先は、栂池自然園の入園券が必要になります。
栂池自然園は木道が整備されており、足の負担を最小限にハイキングを楽しむことができます。自然園のハイキングコースはいくつか分かれ道があるので、栂池自然園のページで予めいきたいところに目処をつけていくのが良いと思います。
この日は雲が出ていましたが、白馬乗鞍岳や白馬三山など、北アルプスの山々がよく見えます。特に朝早い時間はチャンスが多いようです。
途中の風穴が特に面白いポイントでした。
日の光が当たらないようで、穴の中には雪やつららが残っており、中からかなり冷たい空気が出てきていました。顔を近づけるととても気持ち良かったです。
冷たい楠川の川辺で休憩
自然園を二分する楠川に到着。ここでは、川へ降りることができたので、腰を下ろして休むことに。
川の水はとても冷たく、石を並べて飲み物を冷やし直しました。足を入れて過ごすには冷たすぎました。
スイカを冷やしているグループがいたのですが、流れかけているのを教えてあげたらお裾分けをいただけました。桃太郎ならぬ西瓜太郎が誕生するところでした。
ソフトクリームと温泉で疲労リセット
楠川で引き返し、ビジターセンターの前で「さるなしソフト」を購入。「さるなし」はキウイの一種のようで、酸味があり疲れた体に染みる美味しさでした。
オープウェイとゴンドラを乗り継ぎ、白馬駅行きのバスで「スノーピークランドステーション白馬」へ。目的はみみずくの湯。みみずくの湯の入湯料は650円ですが、隣のスノーピークで割引されたチケットを購入することができました。ここの露天風呂からは白馬の山々を拝むことができました。
白馬駅からリゾートビューふるさとに乗りました。