上田市の名山 太郎山をハイキング
太郎山は上田駅の北に位置する標高1164mの山です。登山口から頂上まで2時間弱と手軽に登れる山でありながら、春先は雪をしっかりかぶった北アルプス、天気が良ければ南アルプスと富士山を見ることもできます。
上田駅からバスでアクセスする場合は、上田バスの信州上田医療センター線の八幡北バス停下車で30分以上歩くことになると思います。車の場合は登山道まで上がれるので、車の方が断然アクセスが良いです。
上信越道のトンネルの間から登山道へ
登山口を入るとしばらくは、「坂道」になります。マウンテンバイクでも走れそうなくらい段差がない道を登っていきます。ジャリジャリとした感じで少し上りにくいです。
キノコ?
熊がかじった後でしょうか…熊が出るという話も聞くので、熊鈴があった方がいいと思います。
太郎山の登山道は、1丁ごとに丁石がおいてあります。登山道の入り口が三丁で二十三丁まで置いてありました。
山の中腹に白い鳥居がおいてあります。この手前は坂が急に緩やかになり、歩みが速くなりました。
ここが十四丁なので、大体半分くらいです。十四丁だけ妙に新しく綺麗でした。平らで広い場所はしばらくないので、ここで座って軽く休むのがちょうど良いです。
山頂付近の神社に到着
山頂の近くに赤い鳥居が立っています。ここまで来たら山頂は目の前。
ここが最後の二十三丁。二十は「廾」という字が使われていますね。十九の次にあったので読めましたが、普通は読めません。でも十を横の繋げたと思えば納得?
鳥居から左奥に登ると、神社の建物の横に出て、上田市街越しに南側の景色が見えます。中央付近ぽっこりとして少し雪が残っているのが蓼科山、その右側、遠くの白い山が南アルプスの甲斐駒ヶ岳のようです。写りが悪いですが、左側には富士山も見えました。
ここは関東ではないと思いますが、「関東の富士見100景」だそうです。
山頂ではないのですが、多くの人がご飯を食べたりと山頂のような雰囲気です。
太郎山山頂
神社から5分もかからず山頂です。標高は1164m。
山頂からは、西側にそびえる北アルプスを見渡すことができます。
5月にもかかわらず、木の葉は出ておらず、涼しい空気に包まれていました。
神社から裏登山道へ
赤い鳥いの神社まで戻り裏登山道へ。鳥居の横にあった地図で説明すると、Iの印から表の登山道を登って太郎山神社を経て山頂へ行き、帰りはJの印まで北側から下り黄金沢からIの地点まで下りました。
しばらく行くと西側に開けたところがあり、北アルプスがきれいに見えます。木を渡して作った椅子もありここで絶景を見ながら休めます。
裏登山道は、緩やかで広い傾斜が続いており、轍とも見える跡もありました。踏ん張りながら降るので、膝の上が痛くなりました。
裏登山道の入り口まで下りてきました。
ずっとこのような雰囲気の立札に伝承が書かれていました。中身はぜひ裏登山道へ行って読んでみてください。
急坂の舗装路で表登山道の入り口へ
裏登山道と表登山道の入り口までは結構離れており、ここからの舗装路も結構長く続きます。写真右の黄金沢の流れに沿って歩くことができ、気楽で気持ちの良い道でした。
上信越道まで帰ってきました。手軽ではありましたが、帰りの裏登山道の下り坂が足にきました。