余部鉄橋〜特急いなば〜後楽園〜瀬戸大橋 中国地方東部と香川を鉄道で巡る旅
前日にたどり着いた城崎温泉から、山陰本線を西へ。途中の町の上にかかる余部鉄橋を経て鳥取へ。鳥取からは、特急いなばで岡山へ移動し、岡山城と日本三名園の後楽園へ。さらに瀬戸大橋を渡って香川県へ。うどん県などと言われるくらいですから、讃岐うどんは外せません。
前日の城崎温泉までの行程は↓。
城崎温泉を軽く散策
城崎温泉はとても雰囲気の良い温泉街だったので、のんびり歩いて過ごすことに。
水路の中を覗いてみると、かにが1匹2匹。
日本海に注ぐ円山川まできました。中洲には広大な田んぼ。人工島のようにも見えるのですが、田んぼのために埋め立てたのでしょうか…
山陰線の赤いディーゼル列車もよく映えます。
蟹ずし弁当
次の列車まで時間があったので、駅前の「山よし」で蟹ずし弁当を買って食べることに。
弁当箱全体に蟹の身がびっしりとまぶされていました。蟹の層がかなり厚く、食べ応えのあるお弁当でした。
鳥取まで山陰線の旅
前日から使っている乗車券と、鳥取から岡山までの特急券。この日は、城崎温泉を出て鳥取、岡山を経由して瀬戸大橋を渡り四国の鉄道の玄関、坂出まで行く行程。
※特急いなばに乗って智頭急行、上郡経由で移動したので、乗車券は差額を別途精算しています。この乗車券では乗れないのでご注意ください。
城崎温泉から鳥取行きの普通列車に乗ります。城崎温泉までは電化されていますが、この先は非電化区間です。
途中の鎧駅。すごい名前ですね。この次の余部駅は、高い橋の上のあることで有名です。時間に余裕があれば、途中下車をしてみたかったです。
こちらがその余部駅がある橋の上からの眺め。今は掛け替えられていますが、昔は列車の転落事故が起こっています。
特急いなばで岡山へ
ここからは、方向を南に変えて岡山を目指します。切符を買った段階では普通列車で行くつもりだったのですが経路変更です。
この列車は、前が開けていて前面展望を楽しむことができます。ここまで乗ってきた普通列車と比べて、動きがキビキビとしており、とても速かったです。
岡山城&後楽園
岡山駅で途中下車して隣接する岡山城と後楽園に行きました。
駅前を発着する路面電車で3区間、城下まで乗りました。岡山城、後楽園からは少し離れているので歩きたくない場合はバスに乗ったほうが良いです。
真ん中の旭川を挟んで、右側が岡山城、左が後楽園です。川からどんぶらこどんぶらこと桃のボートが動いているのが見えました。岡山は桃太郎とゆかりがあるようです。
岡山城。かなり高いです。今は大改修工事中のため休館中でしたが、外からは綺麗に眺めることができました。
続いてお隣の後楽園へ。真ん中にある唯心山から庭園を見渡すことができました。
後楽園は日本三名園の一つで、他の二つは茨城県の偕楽園と石川県の兼六園です。
綺麗なサギがいました。植物だけでなく、鳥や鯉もたくさんいました。
本州と四国を結ぶ瀬戸大橋
岡山駅に戻って、鉄道旅を続けます。ここからは四国方面へ行くマリンライナーに乗って瀬戸大橋を渡りました。
このマリンライナーは、四国方の先頭車両にはグリーン車・指定席が連結されています。前面展望を楽しみたい場合は、一番前のパノラマ席を予約する必要があるので、今回は一番後ろに乗りました。
最後部は普通の223系の顔です。
本州最後の駅、児島駅を出ると瀬戸大橋を渡り始めます。上には高速道路が走っており、がっしりとした橋の中を進む景色が圧巻です。
通ってきた橋の橋脚がよく見渡せました。ちょうど夕暮れの時間で綺麗な色に染まっていました。
讃岐うどんと宇多津臨海公園
瀬戸大橋を渡った先の香川県といえば讃岐うどん。「おか泉」というお店に入りました。
看板メニューのひや天おろしを注文。でっかいエビの天ぷらとさっぱりとした大根おろしにレモンを絞っていただきました。
麺はコシの強さと、もっちりとした粘りがありました。レモンのアクセントのおかげで、味が変わるところもよかったです。
30分ほど歩いて宇多津臨海公園へ。瀬戸大橋や瀬戸内海の島々を見渡すことができました。橋や島の点滅がシンクロしていて、いろいろな方向の光がピカッピカッと光るのが面白かったです。
この後、坂出駅からサンライズ号に乗って帰りました。