あさま〜しなの〜のぞみ〜きのさき 新幹線&特急列車乗り継ぎの旅で城崎温泉へ
城崎温泉に行ってみようということで、上田から特急列車を乗り継いで行ってきました。
東京長野間を結ぶ北陸新幹線のあさま、長野から名古屋まで篠ノ井線と中央線を走るしなの、東海道山陽新幹線ののぞみ、そして京都から山陰本線を経て兵庫県北部の城崎温泉へ向かうきのさきに乗ってきました。
この旅のポイントは、乗り継ぎ割引を使っているため、特急列車に乗りまくってる割にはお金があまりかかっていないことです。乗り継ぎ割引の詳細は割愛しますが、新幹線と特急列車を乗り継ぐと特急列車側の特急料金が半額になる割引です。
あさまに一駅だけ乗車
旅の出発は上田。北陸新幹線では、長野のお隣です。この一区間を乗ることで、次の特急列車に乗り継ぎ割引が適用されるため、並行在来線を利用するよりも安くなるのです。
今回の切符はこちら。上の2枚、上田→長野と長野→名古屋で乗り継ぎ割引1セット、中段の2枚、名古屋→京都と京都→城崎温泉で乗り継ぎ割引1セットになっています。上田→長野で新幹線に乗ることで、名古屋→京都の新幹線の割引を京都→城崎温泉に適用することができました。
880円で新幹線に乗って880円の割引を受けたので差し引き0に見えますが、第三セクターの運賃に初乗りがかかるところ、JRで通しの切符にできた分が安くなっています。実際には30円程度ですw
ウンチクは程々に歩みを進めましょう。
しなので中央西線を駆け抜ける
長野からは、名古屋行きの特急しなのに乗りました。貫通扉付きの先頭車両。
連結するとこうなるわけですね。このように先頭車両が連結のためにのっぺりしてるのが個人的に気に入っています。
この列車はグリーン車が一番後ろで、一番前に自由席があったので、一番前で前面展望を楽しむことができました。ただ足を伸ばすスペースが少し狭いです。
中央西線は木曽山脈、木曽川沿いのなかなかの秘境を走っていきます。線路も複線になったり単線になったりと変化が大きく面白いものでした。
名古屋でひつまぶし
しなのに乗ること3時間、名古屋に到着。名古屋駅地下の丸や本店でひつまぶしを食べることに。
おひつの蓋を取るとうなぎと蒲焼のタレの香りが広がります。手前の薬味はしそ、わさび、ねぎ。銀の袋は海苔でした。奈良漬けもお酒の香り(?)がしてひつまぶしによく合いました。
銀色の海苔の袋には、ひつまぶしの美味しい食べ方の説明がありました。個人的には、薬味やお茶漬けにはせずそのまま食べるのが好きでした。名古屋でひつまぶしを食べる機会があったらぜひいろいろ試してみてください。
新幹線で京都に瞬間移動して東本願寺へ
名古屋からは東海道新幹線で京都へ。のぞみなら途中の駅には止まらず本当に一瞬です。
ガラス張りの駅舎が特徴的な京都駅。
少し時間があったので、京都駅から歩いて10分弱の東本願寺に行ってみました。
私も、写真で見たときはただのお寺かなーなんて思ってましたが、違いました。写真ではなかなかうまく伝えられないのですが、めちゃくちゃでかいです。
龍と関係があるのかはわかりませんでしたが、ご利益ありそう。
お堂の中は撮影禁止だったので、あまり写真がなくてごめんなさい…
特急きのさきで城崎温泉へ
京都駅から特急きのさきに乗ります。31番線の発着だったのですが、0番線から5番線10番線方向へ行っても31番線はなく、少し迷ってしまいましたが、0番線を大阪方面に行ったところにありました。
どうもサンダーバードのイメージが強いこの顔。最近はいろんな特級として使われているようです。
自由席にしていたのですが、5分前に行ったら最後の窓際でした。三連休でない普通の土日でこれなので、窓際に座ったり二人並んで座りたい場合は、早めに列に並ぶか指定席を取るかしたほうが良いと思います。
京都を出るとしばらくはクネクネと蛇行した桂川の橋を何度も渡ります。トロッコ列車が走る嵯峨野観光鉄道の線路も見えました。
風情ある城崎温泉
風情のある駅舎でした。1300周年の暖簾がいろいろなところにかかっていました。
水辺の両側に柳の木が構えていてとても良い雰囲気でした。
この日は三つの温泉に入ってきました。ちなみに城崎温泉は宿に泊まると、一帯の温泉に入れる湯めぐりパスをくれるところが多いようです。
城崎温泉の観光協会の公式サイトでは、混雑状況が見られるので、空いているところを狙っていくことができました。
最初に行ったのは一の湯。露天風呂と思いきや、洞窟の中野温泉を楽しむことができます。
二つ目は鴻の湯。源泉の近くにあり、庭園風呂を楽しむことができました。
源泉は81℃。触ったら大変です。きちんと柵が設けられています。貯湯タンクの水位に応じて揚湯しているそうです。
最後は御所の湯。こちらは滝が流れる庭園風呂を楽しめました。
城崎温泉は全体的にお湯の温度が高く、内湯には長く入ることができませんでした。その点、露天風呂もぬるすぎない温度に保たれていました。冬の寒い時期に行ってみるとより楽しめるのではないでしょうか?
次の日の、中国地方東部と香川を鉄道で巡る旅に続きます。