白馬の山々を見渡せる八方池までハイキング

3000m級の山が連なる北アルプスの絶景を見に、八方尾根をハイキングして八方池まで行ってきました。八方池の標高は2060mと高いところにありますが、ゴンドラとリフトを乗り継いて標高1800m以上まで上がることができるので、森林限界を超えて視界が開けたエリアだけをハイキングすることできます。

ゴンドラ乗り場までのアクセス

八方尾根に鉄道でアクセスする場合は、

  • 長野駅から白馬八方バスターミナルまで特急バス
  • 松本駅から白馬駅まで大糸線 + バス

になります。首都圏からのアクセスなら、長野駅経由が乗り換えが少なくおすすめです。鉄道のほか、新宿等からバスも出ているようです。

こちらが、白馬八方バスターミナル。ここで、ゴンドラの往復券を少し安く変えるので、ここでバスを降りる場合は買っておくことをお勧めします。

また、近くにローソンがありますが、朝の段階でおにぎりは無くなっていたので、別途用意しておいた方が良いです。

ゴンドラアダムの乗り場までは、ゆっくり歩いて15分ほど。途中で近道の方へ行きました。

ゴンドラ乗り場に到着。丸いゴンドラが次々と出て行きます。

ゴンドラとリフトを乗り継ぎ森林限界へ

ゴンドラを降りるとうさぎ平です。この辺りでも結構涼しいですが、まだまだ上がります。

ゴンドラの終点と直結のうさぎ平テラス。屋上には白馬マウンテンビーチがあります。

次のアルペンクワッドリフトは、草が足に当たるような低いところを上がって行きます。雪が積もる冬には、支柱の上のほうにリフトをかけるのでしょう。

リフトの上の方までくると、右側に白馬三山の一角が見えてきます。

リフトを降りたところが黒菱平です。右奥に見えているオリンピックのマークの建物は、女子滑降のスタートに使われていた小屋だそうです。

リフトを降りてハイキング開始

さらにもう一本リフトを乗り継いでハイキングスタートです。写真の左に行くと歩きやすい木道、右は山道です。今回は木道を選択。山道は八方尾根自然研究路ガイドのページが見やすかったです。

高い木は全くないので、リフトを降りてすぐに遠くまで見渡すことができます。

高山植物の代表、ニッコウキスゲがたくさん咲いていました。

リフトを降りてから30分で、途中の八方山の石神井ケルンに到着。標高は1974mです。

この辺りまで来ると、雪が残っていました。

特別に大きい八方ケルン。意識してるのかわからないですが、顔にしか見えませんw。標高は2035mです。ここまで来ると八方池は目の前です。

八方池

八方池への分かれ道まで来ました。

この辺りで、八方池が見えてきます。

途中で雪の上を歩いて…

八方池の到着。ここからは、エメラルドグリーンの神秘的な八方池を拝めます。

池の反対側に回ると、白馬の山々が池に映ります。池の波が立たない瞬間に良い一枚が撮れました。

少し登ったところに八方池のケルンもありました。

ここからの池と白馬の景色も素晴らしいものでした。

反対側の五竜方面も、とても良い眺めでした。

この先は、本格的な登山道になるので、レインコートや登山靴など、登山用装備が必要です。今回はここで引き返しました。

目下の絶景を眺めながらの下り

下り道は、常に絶景が広がっています。写真の中央右寄りにあるのは浅間山だと思います。

リフトまで戻ってきました。乗ってすぐが高くて面白いです。

リフト降りてすぐの黒菱平には、鎌池湿原があり、ニッコウキスゲと池に移った白馬三山がきれいに見えました。

リフト乗り場の反対側には雲海デッキがあり、フォトスポットになっています。

翌日の栂池高原に続きます。

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