初心者でも行けるおすすめの長野の山まとめ 暑い夏は高山で涼しくハイキング

長野県は日本アルプスや八ヶ岳など標高2000〜3000m級の山がたくさんあり、そこでしか味わえない眺めや非日常感は格別です。そんな高山であってもロープウェイやバスなどで簡単に上がることができる山があります。おまけに、暑い夏はとてても涼しいです。

この記事では、普段運動はしないけどちょっとだけ高い山を歩いて非日常感を味ってみたい。そんな「登山ガチ勢」ではない方でも行きやすい、しっかりと整備された長野の高山を紹介します。

八方池

八方バスターミナル近くのゴンドラ乗り場から八方アルペンラインと呼ばれるゴンドラとリフトを乗り継いで標高1800mからハイキングをスタートできます。リフトに乗っている段階で既に気持ちの良い風を浴びることができます。

リフトを降りたところは森林限界を超え、視界が開けた木道が整備されています。木道の先は砂利道になっており八方池に至ります。八方池に映る白馬の山々はとても美しいです。

栂池高原

つがいけロープウェイで高いところまで行けます。2日以上白馬周辺で時間が取れる場合は、八方池とセットにするのがおすすめです。こちらは栂池自然園内に整備された木道を散策できます。

木道の途中には風穴があり、中から冷たい空気が出てきます。また、木道と交差する楠川は綺麗で冷たい水が流れています。足を入れてのんびり過ごせば、暑い夏を忘れることができるでしょう。

乗鞍岳と上高地

乗鞍岳は標高2702mの畳平までバスで到達することができます。畳平バスターミナル周辺は木道が整備されたお花畑があります。

乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰まで登山道が整備されており、往復3〜4時間程度です。森林限界の上なので、常に抜群の眺望の中を歩くことができます。

山登りに自信がない場合は、上高地がオススメです。標高が1500mほどあり涼しく、梓川の両岸に歩きやすい遊歩道が整備されています。また、北穂高をはじめとする北アルプスの岩山と絵に描いたような水色の川が織りなす景色が楽しめます。

千畳敷カール〜木曽駒ヶ岳

駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅はなんと標高2612mで、日本で一番高い駅です。

氷河が削ってできたU字型の地形の中に木道が整備されています。こちらも森林限界を超えているため眺望が良く、上には白い岩でできた絶壁、下には駒ヶ根市街、その先には南アルプスが見えます。

体力に自信がある人は、階段状に積みあがった白い岩を登って木曽駒ヶ岳を目指すこともできます。

霧ヶ峰

アクセスには車が必要ですが、ビーナスラインがとても気持ちの良い道です。

車を降りたらすぐに一面大草原の大パノラマでハイキングができます。車山から八島ヶ原湿原までの広大な草原地域に遊歩道・登山道がたくさんあるので、体力と気分に合わせて距離を調節できます。

北横岳

北八ヶ岳ロープウェイで標高2240mまで上がることができます。ロープウェイ駅周辺に広がる台地の坪庭の散策とロープウェイからの眺望だけでも十分に楽しめます。

坪庭の先には北横岳山頂までの登山道があり、日陰の涼しい道を歩くことができます。山頂からは八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプス、浅間山など、長野を取り巻く山々を一望できます。

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