8日間で韓国北の都市ソウルから南の都市プサンまでを駆け抜ける韓国縦断サイクリング旅。6日目は、韓国第三の都市テグをスタート。ナムジまでの100kmのサイクリングを予定していたが、体調不良で出遅れる。予定通りナムジにつけるのか…?

5日目はこちら。

起きたら体が重い

前日は休養日で短めだった分、この日の計画は100kmのサイクリング。しかも、登りもいくつかあるらしい。そんなわけで早めに出発したかったのだが…

調子が悪い。前日から体が少し重かったので、観光もほどほどにしたのだが、疲れが溜まってしまったらしい。

幸いなことに、この日の夜は宿を取っていなかったので、手前の宿を取って翌日巻き返すことも可能。ここは瓶詰めの風邪薬をコンビニで買ってしばらく休み、お昼ごろ出発した。

心優しい人たち

テグを出発して、程なくナクドンガンサイクリングロードへ復帰。

サイクリングロードを行き交うサイクリストたちは、ほとんどの人がたくさんの荷物を持っていた。

日本で自転車に乗ってる時は会釈くらいしかしない私も、この旅の間は、すれ違う人たちに「アニョンハセヨー」と挨拶していた。さらに、手を振ってみたら振り返してくれる。なんだか嬉しくなって挨拶しまくっていると、あっという間に20kmほど走り、最初の休憩所に到着した。(写真がない)

休みながら地図を見ていると、上り坂を回避できそうだったので、川の反対岸に渡ってみた。

走り出して間も無く、前から来たおじさんに手を振り挨拶しようとすると「STOP!STOP!」と止めてくるではないか。行き先を聞かれたので、プサンだと答えるとこっちはマウンテンバイクオンリーだから、反対の岸を走ったほうがいいそうな。Thank you~

というわけで、この写真のダムでは川を渡らずに下流に向かって左側の岸を進むのがいいそうです。

こんなに登るなんて聞いてないよ〜!

平地に思えた道は、ダートだとわかったので、頑張って登りのある道を行くことになりました。

峠の前に、一旦一般の道路の歩道との共用区間があったのち、しばらく平坦な道が続きました。改めて、ダート道でない道を教えてくれた人に感謝しながら走ってると、まさにトンネルを掘り進める工事が行われていました。タッチの差でトンネルができていないので、サイクリングロードから外れて峠道へ…

いや、高いよ!ちょっとだけだと思ったらがっつりでした。

登りのご褒美の景色はこんな感じでした。ちょっとした展望台もありました。天気良くてよかった〜☆

ちなみに、Stravaで見たら区間が登録されていて、0.90kmで獲得標高104m, 平均勾配にして11%。トンネルのいち早い完成を望みます。

65kmほど残してすでに昼下がり。休憩もほどほどに出発。

この道、こういう短い登りがたくさんあって、結構体力削りにくる。

ド平坦ド直線

日も傾きかけた頃、素晴らしい直線に出会いました。

誰しも一度は憧れそうな“旅”を感じさせる直線。しかも誰もいない。

そして、この平原。遠くて写真では見れませんが、シカが走ってました。

クライマックスも登り

この日は、最後の方に登りがあることは、Naverのマップでもわかっていた。多少休憩少なめにしたのもあり、日没まで1時間ほど残して登りへ。

えげつない坂が続きます。メーターの表示で13%とか。

15分ほど登って頂上へ。

あとでStravaで見たら、1.37kmの平均10%でした。もっと長かった気がするんだけど疲れてたからかな…

頂上の展望台で景色を見ていたら、何かよくわからない生き物が吠えてました。

この後、ナムジの街に入る直前で登りを回避するために少し遠回りをして20kmほど走りました。なんとか日があるうちにつけました。

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