【富士山】富士スバルラインを河口湖から富士山五合目までヒルクライム
富士スバルラインは、富士山の北側に位置する河口湖から、標高2305mの富士山五合目に至る、全長24kmの有料道路です。サイクリストにとっては、Mt.富士ヒルクライムで使われることでも知られる道路です。
今回は、富士スバルラインにチャレンジしてきたので、コースの様子をご紹介します。
スバルライン料金所まで
富士急行線の河口湖駅からスタートする場合は、料金所までも結構な登りになります。
松林の5〜7%ほどの坂を登ります。松の葉の間から時々富士山が見えます。
この日は、昼過ぎから雨の予報で、早めに出発しましたが、すでに富士山の上に雲ができ始めていました。
富士スバルラインの料金所に到着。標高が1100mほどだったと思うので、河口湖から200m程は登りました。
自転車の通行料は200円でした。
試練の一合目まで
料金所の先は8%前後の比較的急な坂が続きます。これが24km続くと思ったら正直心が折れました。三合目とか、標高2000mくらいまで行ければ御の字かなと思ってました。
ようやく一合目に到着。すでにお腹いっぱいです。まだ1000m以上もあるのか。
ここからはボーナスタイムでした。3〜5%の緩めの坂が続きます。
ふと顔を上げると、富士山の前に別の山?もしかしてこれ超えていくの?
緩めの坂が続くといいな〜と思っていると、一合目の看板。さっきも通ったような気がすると思い写真を見返してみたら、さっきのは一合目下駐車場だったのか。騙された。
一合目から樹海台駐車場
引き続き5%前後の坂が続いていました。
ここで道標を紹介。料金所したから五合目までは1kmごとに写真のような道標が立っており、その場の勾配が示されています。
さらに100mごとに小さな印もあります。これを探していると100mがすごく遠い。
二合目に到着。一合目から200mほど登りました。
もう少し行くと樹海台駐車場があります。
駐車場からの眺めはこんな感じ。河口湖から800mほど登ったので、それなりに高く、富士山のなだらかな裾野を感じることができます。
富士山の山頂も見えます。ここまでくると、富士山の形が変わってきて面白いです。
大沢駐車場へ
歩みを進めて三合目へ。登りはじめに立てた目標はクリアですw。樹海台駐車場の近くに三合目のバス停がありますが、そこから結構遠いので、騙されないようにしましょう。
残りの距離は1/3になりました。といってもまだ残り8km、そこらへんの峠より長い。道標にある通りこの辺りは5%前後で、所々8%ほどの急なところもあります。
大沢駐車場・展望台に到着。標高は2000mを超えました!写真奥のロッジには自動販売機があるので、ここまでの水分があればなんとかなります。
雲がかなり下の方に見えて、結構登ったな〜などと。
山頂に向けてラストスパート
大沢駐車場・展望台のすぐ上が四合目です。この先は8〜10%ほどの急な箇所でした。
五合目に近づくと奥庭自然公園や登山道の入り口などが現れます。
残りの2kmほどは3%前後のボーナス区間です。
五合目に到着!正直雨が降り出す前には着けないと思ってました。
上からの景色はこんな感じ。
下り装備を忘れずに
滞在もほどほどに、天気が崩れる前に下ります。この日は、雪が降ってきてかなり寒かったです。河口湖よりも標高が1500mほど高いので、河口湖の気温-10〜-15℃くらいの想定で防寒着を持った方が良いです。
また、遮るものがないため、非常に風が強い点も注意が必要です。
富士山一周サイクリングするフジイチにもチャレンジしたので、興味があればぜひ!↓1日目の西側編