日本の天井北アルプスを見ながら松本白馬間をサイクリング
松本から白馬にかけて西側には、3000m級の山々が連なる北アルプスが連なり、壮大な景色を横目にサイクリングすることができます。春にはアルプス安曇野センチュリーライド(AACR)というライドイベントも行われる人気のコースをサイクリングしてきました。
出発は篠ノ井線の明科駅
この旅の出発地に選んだのは明科駅。松本から篠ノ井線で長野方面に2駅先です。松本駅スタートでも悪くないのですが、市街地をカットできる点で魅力的です。
篠ノ井線は昔トンネルの交換があったようで、廃線跡の遊歩道が整備されているようです。機会があれば行ってみようと思います。
駅から数分で北アルプスの山々が出迎えてくれます。中央の高い山は常念岳です。
大王わさび農場
明科駅の近くにある大王わさび農場へ。長野県はわさび生産量No.1で、大王わさび農場がある安曇野市は、北アルプスからの雪解け水を利用した水わさびの生産が盛んなようです。長野県でお刺身のパックに入っているわさびは、ほぼ安曇野市産と書かれています。
中を見る前にとりあえずミックスわさびソフト。鼻にツーンとくるのかと思ったら、あっさりとした抹茶アイスのような味でとても美味しかったです。
中はこんな感じで、水が流れているところにわさびが植っています。残念ながら、近づくことはできませんでした。
農場内の「湧水飯釜大王庵」で本わさび飯を注文。自分でワサビを擦り下ろしてご飯に乗せます。
一口目、わさびだけをご飯に乗せて食べた段階では、辛すぎて全部食べられないかと思いました。しかし、鰹節などの薬味と食べると不思議なことに全然辛さを感じずに、爽やかなわさびの香りだけを楽しむことができました。
そして、わさび入り卵かけご飯。やっぱりわさびの辛さはあまりなく、めちゃくちゃうまいです。もっとサイクリングしてから来ればよかった。
アルプスあずみの公園の菜の花畑
大王わさび農場から西へ進んで、アルプスあずみの公園(堀金・穂高地区)へ。
春先は一面に菜の花が咲きます。
ドアを開けたら菜の花畑〜の写真を撮るようだそうです。トイレの跡地じゃありません
ヤギ?がいました。
晴れていれば、菜の花畑越しに北アルプスの雪山が綺麗に見えそうでしたが、この日は残念ながら雲が出て霞んでいました。
安曇野アートライン
ここからは、方向を北にかえ、白馬方面へ。北アルプスの近くを通る「安曇野アートライン」は、景色も路面も綺麗でサイクリストならぜひ行ってほしい道です。
アルプス安曇野センチュリーライドでも利用するのか、自転車が走るラインを示す矢羽が描かれていました。曇っていますが、左手〜前方に北アルプスが見え隠れします。
高瀬川の蓮華大橋から。流れがとても綺麗です。
仁科三湖
大町の木崎湖、中綱湖、青木湖をまとめて仁科三湖と呼ぶそうです。
一番南の木崎湖。白馬に抜ける道は国道148号がありますが、自転車であれば、トンネルやアップダウンのない木崎湖の西側の道が走りやすいです。
続いて中綱湖。仁科三湖の中ではかなり小さいです。こちらも国道からは一本外れた道が走りやすいです。
最後が青木湖。湖の先に雪山が見えます。
白馬大橋
翌日、白馬大橋に行ってみました。
この日も曇りでくっきりとはみられませんでしたが、水色の流れと白馬の雪山が涼しげな雰囲気を出してくれます。
白馬のペンション街は、自転車で巡れるスポットが示されており、街を回るのも面白そうでした。
結局この日は天気が悪かったのですぐに帰ってしまいました。大糸線で松本駅に戻れるほか、バスで長野駅に出ることもできます。