レンゲツツジの名所 湯ノ丸山の登山

湯ノ丸山

湯ノ丸山は長野県と群馬県の県境に位置する標高2101mの山です。近くには、烏帽子岳や浅間山、四阿山などがあります。地蔵峠の登山口には、東部湯の丸ICから30分ほどです。

途中のツツジ平は、その名の通りツツジが群生しており6月中旬から7月上旬にかけてレンゲツツジが見頃になります。この時期は湯の丸高原スキー場のリフトが夏でも運行されているので、ツツジ平までは山道を歩かずにたどり着けます。

地蔵峠から登山開始

湯ノ丸山の登山口は、東部湯の丸スキー場がある地蔵峠にあります。近くに烏帽子岳があります。

写真に撮った看板があった烏帽子岳登山口からやや北に行ったところに湯ノ丸山登山口があります。リフトが動いているのでわかりやすかったです。

今回は、リフトの左側の草原(スキー場のコース)をまっすぐに登りました。ただ、歩いて登るのはかなり急だったので、リフトの下をくぐって右側から回っていった方が歩きやすいかもしれません。

もぐらの穴がぽこぽことできていました。それから、牛のフンが結構落ちていたので、登るときは踏まないようにしたいものですねw

つつじ平のレンゲツツジ

リフトに沿って20分ほど登るとつつじ平です。リフトの終点からすぐです。

つつじ平のあたりではまっすぐな登山道の先に湯ノ丸山が見えました。群生しているのはつつじ平だけでしたが、道端にも数多くのレンゲツツジが咲いていました。

つつじ平は結構広いですが、割と先の方のこの写真のベンチのあたりが個人的には好きでした。タイミングによっては牛が散歩しているのを見られるかもしれません。

鐘分岐からしっかり登り道

つつじ平を超えると、すぐに鐘分岐があります。湯ノ丸山が目の前に見える上、案内がしっかりしているので間違えることはありません。

鐘分岐からは上り坂がキツくなり、ぐんぐんと高度を上げていきます。歩いてきた登山道とその隣のつつじ平を上から見渡すことができました。ちょこちょこと赤く色づいた景色が見られるのはレンゲツツジの季節限定でしょう。ぜひ6月下旬を狙って行ってみてください。

森林限界を超えて、視界が開けてきたらもう一息。振り返るたびに、つつじ平が小さくなっていくので、常に達成感を持ちながら登ることができました。

周囲の山を見渡せる山頂

登頂!湯ノ丸山の頂上は草木がなく、岩がゴロゴロ転がっているだけでした。眺望は抜群です。そして、市街地では40℃を記録するような酷暑の日だったのですが、山頂の気温はおそらく20℃台前半。風がとても気持ち良かったです。

こちらは東側の浅間山方面。写真右寄り、連なった山の先にグレーの浅間山が見えました。

こちらは西側。草原の先に見えるのは湯ノ丸山の北峰。標高は2mだけ低い2099mです。北峰の先にあるのが四阿山と思われます。

写真の左の方は何層にも山が重なって見えますが、一番奥の高い山脈が北アルプスではないかと…(肉眼で見ると雪で白くなっていました)

南方面は諏訪富士と呼ばれる蓼科山や八ヶ岳、佐久・小諸の市街地が見えました。

すぐ近くには烏帽子岳の双峰。登山道は繋がっていますが、深い谷になっておりかなり下らないと向こう側へはいけないようです。

今度は烏帽子岳にも挑戦しようと思います。

追記:烏帽子岳にも登ってみました。

北峰でご飯

別の日に北峰にも行ってみました。両側が開けていて最高の稜線歩きができました。

行ってみると大きな岩が積みあがってました。

岩を登って登頂。烏帽子岳の右から上田市街の西の方が見えました。

平らな岩に座って一休み。山専ボトルにお湯を入れて熱々のカップ飯を山頂で食べるのが最高です。ガスとバーナーを持つ必要もお湯が沸くのを待つ必要もないのでおすすめです。(カップ飯一杯のお湯の目安は290mlでした)

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