東北鉄道旅5 秋田〜弘前〜新庄
JR北海道&東日本パスを使って年末年始7日間で東北を鉄道で巡ってきました。5日目の1月3日は、秋田から弘前まで観光列車のリゾートしらかみに乗り、そこから秋田県を縦断して新庄まで乗りました。
4日目はこちら。
リゾートしらかみに乗車
「リゾートしらかみ」は、秋田と青森を日本海沿岸を走る五能線経由で結ぶ観光列車です。快速列車の扱いなので、青春18きっぷや今回使用している北海道&東日本パスと、指定席券のみで乗車することができます。
まずは、えきねっとで予約していたリゾートしらかみの指定席券を受け取ります。今回は、乗り換えの時間の都合で、弘前までの乗車です。
早速、リゾートしらかみに乗ります。8:20発の青森行きです。リゾートしらかみの編成は「橅」「青池」「くまげら」がありますが、今回は「橅」が来ていました。
リゾートしらかみの編成は「橅」「青池」「くまげら」がありますが、今回は「橅」が来ていました。
車内はとても広々としており、足を伸ばしても前の席に当たりません。新幹線よりも広いです。
座席以外だけでなく、カウンターや、記念品のお店もありました。
いよいよ出発
秋田を出発し奥羽本線を北上します。
複線に見えますが、左の線路は追分から分岐して男鹿半島へ向かう男鹿なまはげラインです。
動き始めて気づいたのですが、この車両はディーゼルと電気のハイブリッド車両です。普通の列車とは違った音がします。
五能線へ
1時間ほどで、東能代に到着。ここで列車の進行方向が変わり、日本海沿いを走る五能線に入ります。お客さんみんなで座席の向きを入れ替えます。
五能線の起点票。待合室には、リゾートしらかみのくまげら編成が描かれていました。
ウェスパ椿山の手前で、左後ろに白神山地が見えました。
途中、深浦駅で、リゾートしらかみの青池号と入れ違いになりました。
深浦駅を出ると、日本海側の荒々しい地形の横を走ります。この辺りは、列車をゆっくり走らせてくれるため、じっくりと景色を見たり写真を撮ったりすることができました。
せっかくなので、車内販売の「こまちアイス」を食べてみました。お米のつぶつぶとほんのり優しい甘さがマッチしていておいしかったです。
鯵ヶ沢を出ると、列車は内陸を走ります。内陸に入ると、りんご園の横を走ることが多くなりました。果樹園によって気の大きさが様々で、りんごの木の成長をみているような気分になりました。
五能線の終点、川部に到着。東能代と同じ終点票がありました。
弘前から新庄まで普通列車耐久戦
リゾートしらかみは少しの間後ろ向きに走り、弘前に着きます。
ここからは、普通列車で奥羽本線を南へ向かいます。
青森と秋田の県境の山間部は非常によく雪が積もっており、雪国の車窓を楽しむことができました。
駅のホームにもこんもり雪が積もってました。
列車に揺られること3時間、乗り換え駅の大曲に到着。ここは、秋田新幹線の折り返し駅です。すっかり日も暮れてしまいました。
さらに、3時間揺られて、本日の目的地新庄に到着。秋田県と山形県の県境付近も結構雪が降っていました。
奥羽本線は、新庄駅でぶった斬られています。これより南は、山形新幹線乗り入れのため、新幹線用の線路が敷かれています。
6日目に続きます。