伊豆諸島の神津島で優雅にキャンプしてきた

4連休を使って神津島へ行ってきました。神津島は、伊豆諸島の島の1つで、フェリーに乗っていくことができます。今回は、神津島の荒々しい地形の中でのんびりキャンプしてきたので紹介します。

竹芝桟橋からフェリーに乗船

神津島へはフェリー「さるびあ丸」に乗って行くことができます。さるびあ丸は、芝浦桟橋を夜10時に出発します。

レインボーブリッジをくぐり、お台場の横を抜けます。

11時半に横浜港へ到着。横浜港への寄港は土日だけのようです。

帰りの便ですが、船旅の詳細はこちらにまとめました。

神津島へ到着

翌朝、伊豆大島、豊島、新島、式根島と伊豆諸島北部の島を経由し、神津島に翌朝10時に到着します。

ゴツゴツとした地形の神津島が見えてきました。

たくさんの穴が空いています。上の方の岩肌にはいくつかの層が見られます。

この日は、天候が悪かったためか多幸湾に到着。激しく崩れた跡が出迎えてくれます。

無機質な岩肌とは対照的に、水の青さが際立ちます。

沢尻キャンプ場へ

多幸湾からは、バスに乗ってキャンプ場へ行きます。多幸湾からもう一つの港である神津島港まで200円、さらにそこから沢尻キャンプ場まで200円です。

沢尻キャンプ場は、神津島港から歩いても20分ほどととても利便性の良いキャンプ場です。ただ、残念ながら、今回利用した沢尻キャンプ場は2020年3月で閉鎖されてしまうようです。

荷物をキャンプ場においたら、神津島港方面へ歩いて昼食へ。

港の横にあるよっちゃーれセンターの2階にある海鮮料理レストランで、1000円の漬け丼定食を頼みました。丼の上の魚は日替わりだそうです。

神津島港から沢尻キャンプ場の帰りに見つけたうずまき岩。岩石の層が渦を巻いているんですね。

このあと雨が降ってきてしまいましたが、綺麗な夕日を拝むことができました。

赤崎遊歩道へ

翌日、予定では島で最も高い天上山を登るつもりでしたが、残念ながら天候が優れず西側海岸を散策することにしました。

バスに乗って島の一番北側赤崎遊歩道へ。島の村営バスの運転手さんが、景色について色々と説明してくれました。

木で作られた橋の上を歩いていくことができます。

海へのダイビングができる場所になっています。

赤崎遊歩道の展望台から。奥には、伊豆諸島北部の島々が見えました。

写真の右の方に木の橋が見えていますが、残念ながら崩れかけていて通行止めになっていました。

少し左に目を向けると、伊豆半島が見えました。天気が良い場合は富士山が見えるそうです。

橋の下の岩場に降りてみました。岩のりでしょうか、たくさん岩に張り付いていました。

下から見ると、その大きさに圧倒されます。

こちらは少し赤茶けた岩。いずれも、模様のパターンが面白いです。

名組トロッコ跡

赤崎遊歩道から南へ海岸沿いに歩くと、クレーンの跡が見えてきます。

クレーンに向かってトロッコの跡が残っています。近くに採石場があり、そこで取れた石をトロッコで海まで運び、クレーンで船に積み込んでいたようです。

トロッコの車輪が悲しげに残っています。

横からトロッコ跡を眺めることもできました。

長浜海岸〜ぶっとおし岩

海岸線をさらに南下して、長浜海岸に到着。

渚に色とりどりの石が落ちていることから、五色浜とも呼ばれるそうです。ただし、綺麗な石を持って帰ると、近くの女神様を怒らせてしまいバチが当たるそうです。

長浜海岸の南の方には、ぶっとおし岩があります。

岩に穴がぶっとおっているのでぶっとおし岩です。先のうずまき岩にせよ、単純な名前の岩が多いですねw

めいし遊歩道

海岸線を進むと、めいし遊歩道の入り口が現れます。

奥へ進むとこんな感じ。

少し開けたところがあって、先ほどの長浜海岸を見渡すことができます。

途中で分かれ道があって、展望台へいくことができます。展望台からは、少し荒れ気味の海を見ることができました。

ほどなく沢尻キャンプ場に到着。

船を待ちつつ多幸湧水へ

帰りの船も多幸湾からの出航でした。船が出る港は、毎朝8時ごろに防災無線を使って知らせてくれます。

多幸湾で時間があったので、近くの多幸湧水へ。

湧き出た水が砂浜を流れて、見事に流れが終わっています。この先は砂の中を水が流れるのでしょうが、不思議なことに踏みつけても水が滲んでくることはありませんでした。

海岸で過ごしていると、行きに乗ってきたさるびあ丸がやってきました。左側の白い船です。中央には三宅島が見えています。

神津島、とってもいいところでした。さようなら〜。

帰りの船旅に続きます。

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