火山に囲まれた磐梯吾妻スカイラインのサイクリングと吾妻小富士のハイキング
吾妻スカイラインのサイクリング
磐梯吾妻スカイラインは福島県にあり、火山のため木が生えていない開放感抜群のツーリングが味わえる道です。
福島の市街地側から結構登ったところにある天狗の庭に車を停めて自転車に乗り換えます。もう少し先にもっと広いスペースがあったので、そちらを使った方が良さそうでした。
走り始めてすぐに荒れた山が目の前に広がります。左側の三角山は吾妻小富士です。
木が生えておらずずっと見晴らしの良い道を走ることができました。この先、火山ガスのため駐停車禁止のところがあります。立ち止まると相当危険なのか見張っている人がいて写真撮影していたバイクの人が注意されていました。
上から見るとこの通り、道の横に障害物が全くなく、火山特有の荒々しい景色を目一杯楽しむことができます。
浄土平に到着。天狗の庭から5kmくらいでした。
浄土平には、有料の駐車場とビジターセンター、レストハウスがありここから湿原散策や吾妻小富士、一切経山などの登山に出かけられます。今回は手軽そうな吾妻小富士に登ってみることにしました。
吾妻小富士の登山
吾妻小富士の火口までは階段が整備されているので誰でも簡単に登ることができます。ただ、上は砂利道なので自転車のビンディングシューズはできれば履き替えたいです。
階段のてっぺんまで登ると、富士と名が付くだけあって綺麗な丸い火口をのぞくことができます。山頂は火口を挟んで反対側にあります。火口の周りも散策コースとなっており一周40分ほどで歩けました。
階段とは打って変わって、石がゴロゴロしています。結構勾配もあるため、滑らないように気を使いながら登る必要がありました。運動靴でない人もいましたが、運動靴が必須だと思った方がいいと思います。
高度が上がって、自転車で通った磐梯吾妻スカイラインと一切経山を見渡せました。
山頂からは福島市街がよく見えました。
赤や紫色の岩や砂がカラフルで面白いです。
湿原方面もよく見えました。湿原内は木道が整備されていて歩きやすそうですね。一切経山の登山道は、途中から雪渓となっておりしっかりとした準備が必要そうに見えました。
車に戻り温泉に入るために浄土平の先にも行ってみました。こちらからは磐梯山や猪苗代湖が見えました。
温泉は鷲倉温泉にしました。ここは硫黄系と鉄系の二種類のお湯が沸いていて一粒で二度美味しい温泉でした。