JR線で最も標高が高い駅「野辺山駅」を通る小海線を小諸から小淵沢まで全線乗り通す旅

小海線は山梨県の小淵沢から長野県の小諸までを南北に結ぶローカル線です。小海線の名前よりも、JR線で最も標高が高い駅である野辺山駅の名前を知っている人が多いのではないでしょうか?

そんな小海線を小諸から小淵沢に向かって全線乗り通したので、その景色を紹介します。

小諸から佐久平の都市部の景色

今回のスタートは小諸駅。小海線の駅名標は他とは違ったデザインで、沿線の八ヶ岳?と星空が描かれています。

小諸駅は、旧信越本線のしなの鉄道との接続駅です。首都圏からのアクセスは北陸新幹線の軽井沢駅でしなの鉄道に乗り換えるか、同じく北陸新幹線の佐久平駅から小海線に乗り換える形になると思いますが、行きにくいので首都圏からアクセスする場合は、佐久平駅からorまでの乗車が現実的だと思います。

最近普及してきたハイブリッドの気動車です。

最初の二駅、乙女駅まではしなの鉄道と並行して走ります。ローカル線の側だけに駅があります。

程なくして北陸新幹線との乗り換え駅である佐久平駅に到着。冒頭でも触れた通り、この駅での乗り換えが便利です。

千曲川沿いの登り区間

佐久平を出ると、しばらくは田園地帯を走ります。

天気が良いと遠くに雪山が見えます。八ヶ岳でしょうか…?

しばらく進むと、千曲川沿いを走る山間部に入っていきます。千曲川は、下流の新潟県内では信濃川と呼ばれる日本一長い川です。日本一長い川の上流域を見られるのは嬉しいですねw。

野辺山駅到着

野辺山駅に向かう車内では、かなりの勾配を登っていることを感じることができました。

車窓からは八ヶ岳の山々を見ることができました。

JR線で最も標高が高い駅、野辺山駅に到着。標高は1345mとのことです。

5分ほど停車時間があったので、一瞬改札の外へ。きれいな白の駅舎が出迎えてくれました。

小淵沢へ

野辺山駅から小淵沢までは4駅、30分ほどです。野辺山駅だけが目的の場合は、この区間を往復する人も多いかもしれません。

景色の良い開けた区間と、山間の別荘地を抜けて行きます。

小淵沢に近くと、小淵沢の南側、南アルプスの北側に位置する甲斐駒ヶ岳が見えてきます。この奥に、日本で二番目に高い北岳があるようです。

写真の下側に写っているのは中央線。合流してすぐに小淵沢に到着です。

中央線特急のあずさ号と。

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