初心者でも行ける!北関東を1泊2日でキャンプツーリング
自転車にテントやクッションなどの重い荷物を積んでキャンプツーリングとなると、長い距離を走れるか心配ですよね。そんな方にも1泊2日で無理なく走りきれて、しっかりキャンプも楽しめる茨城県・栃木県を走るコースを走ってきました。
キャンプ場へのアクセス
このキャンプツーリングで使用するキャンプ場は上野沼やすらぎの里です。最寄駅はJR水戸線の大和駅です。
しかし、当然ながら1日目の行程はキャンプ場に着くまでなので、輪行だけで終わるのはさすがに勿体無いです。
そこでオススメなのが、JR土浦駅から、キャンプ場最寄りの大和駅の隣の岩瀬駅を結ぶサイクリングロード「つくばりんりんロード」を通って、上野沼やすらぎの里まで走るコースです。JR常磐線の土浦駅から走ると50km弱です。
土浦駅から20kmほど走ると見える筑波山が見どころです。
つくばりんりんロードの詳細については、別の記事に譲るとして、この記事では岩瀬駅から2日目の終点までのコースを紹介します。
上野沼やすらぎの里へ
りんりんロードの終点岩瀬駅をスタートします。
岩瀬駅の近くに、茨城県を中心に展開しているスーパーのカスミがあります。ここで、キャンプ場での食事を揃えると食費を抑えられます。中にはパン屋さんもありました。
カスミからは国道50号線を西へ5kmほど進むと上野沼やすらぎの里です。
隣接する上野沼には、黒鳥がいました。
上野沼やすらぎの里でシャワーを利用することもできますが、1日目の疲れを癒したい場合は、近くのスーパー銭湯ゆららの湯を利用することもできます。ゆららの湯では夕食をとることもできます。
2日目最初は道の駅もてぎへ。
上野沼やすらぎの里を出発し、北へ向かって自転車を進めます。
しばらくは、車通りの少ない道をのびのびと走れます。
この先で県道41号線に入ってから3kmほど走ると、茨城県から栃木県へと県境をまたぎます。
少し走ると真岡鐵道の益子駅に到着します。
真岡鐵道は、週末にSLが走っている路線なので、少し寄り道をしてSLの写真を撮影するのも面白いです。2019年現在の時刻表によると11時半ごろこの写真の鉄橋を通ります。(※違う日に撮影しています)
益子駅からは、国道121, 294 123号線を走って、道の駅もてぎへ。13kmほどなので、SLを待ってもお昼過ぎには着けます。
道の駅かつらへ
道の駅もてぎの次は道の駅かつらを目指します。国道123号線は交通量がやや多いのが気になるので、林入口という丁字路を右折してツインリンクもてぎというサーキットの方へ曲がり県道291号線に入ります。
この通り、山あいを縫うように走ります。少し登りもありますが、1.5kmほどと短いので、焦らず休憩しながら登ります。
道がさらに狭くなったところで、茨城県に戻ります。キャンプ道具を積んだ自転車でゆったりまったり進みます。
山道を抜けると御前山ダムに到着します。とてもひっそりとしていました。
那珂川沿いを走ります。国道123号線の赤い橋が見えてきました。この先に道の駅かつらがあります。
道の駅の敷地が那珂川に面していて、バーベキューをしている人もいました。
常陸大宮駅から輪行
道の駅かつらから常陸大宮駅まで10km弱です。距離は短いですが、アップダウンがありました。
2日目は60km弱でした。ぜひ走ってみてください。
常陸大宮駅からJR水郡線に乗ります。先頭車両に清算機があるので改札を入って右寄りの最後尾の車両に乗ると良いです。常陸大宮始発の列車の場合は、踏切を渡って一番手前の車両です。
普通列車だけで東京まで帰ろうとすると3時間半ほどかかります。水戸駅で特急に乗り換える場合は、乗り換え時間が短い場合があるので、この駅の指定席券売機で特急券を買っておいたほうが良いです。