DAHONの折りたたみ自転車をカスタマイズして登りも平地も快適に走れるようにした話
以前、折りたたみ自転車のDAHON visc EVOを購入し、その乗り心地や折りたたみやすさなどを紹介しました。
その中で、平地の走り心地は申し分ない一方で、低速の登坂時にはギアが足りなくなることを書きました。
DAHON visc EVOを購入した一番の理由はシマノコンポが使われており、高いカスタマイズ性に期待したからでした。今回は、そのシマノのギアを付け替えてちょっとした坂も楽々登れるようにカスタマイズしたので紹介します。
必要なパーツ
必要なパーツは次の3つです。
一番の目的は、軽いギアを組み込むため、端数の多いスプロケットに交換することです。しかし、私が購入した自転車に関しては、歯数の多いスプロケットに対応したリアディレイラーとチェーンも必要でした。追加でパーツが必要かどうかは必ず調べてから購入してください。
- リアディレイラーが歯数の多いスプロケットに対応していない→ロングゲージのリアディレイラーが必要
- チェーンの長さが足りず使い回せない→チェーンの交換が必要
もともとついていたtiagraグレードで揃えていますが、もちろん105やultegraのコンポをつけることもできます。ただし10速以外の場合はシフターの交換やホイールのスペーサ等も必要になります。
取り付け
詳細な手順は割愛します。取り付けは自己責任で行ってください。
新旧のスプロケの比較がこちら。明らかにデカい!一番軽いギアは25Tから34Tになるので、これまでの14km/hのケイデンスで10km/hまで落とせる感覚です。
ディレイラーの比較がこちら。右側の新しいディレイラーの方が明らかに長いです。
取り付け完了。新しいパーツは気持ちがいいですね!
試走
渋峠の上の方、距離9km、獲得標高450m程の区間を走ってきました。平均5%の計算ですが、下りも所々あったので、登り区間だけで平均すれば6~7%くらいはあると思います。
大体7km/hくらいで走って登頂。かなり登れる子に進化したのを実感できました。頑張って踏んで登った感覚はなく、くるくる回して楽に登れました。正直まだまだ行けそうです。
問題は下りでした。登った急坂を下るには、ブレーキが心許ない!男の力でも結構強めに握って制御する必要がありました。そのうち付け替えたいです。
→ブレーキを105にグレードアップしました。
そのほかのライド
まとめ
折り畳み自転車でもギアを組み替えることで、登りも下りも走れるようにカスタマイズできることがわかりました。
ただし、登れるようになったら今度はブレーキが欲しくなりましたw