韓国縦断自転車旅2 ハナム〜チュンジュ
8日間で韓国北の都市ソウルから南の都市釜山までを駆け抜ける韓国縦断サイクリング旅。2日目はソウルの隣の都市ハナムを出発、ハンガンの上流チュンジュまで走りました。
1日目はこちら
パルダン湖まで少し迷子に
ハナムのすぐ東側にパルダン湖というおもしろい形の湖があります。にパルダン湖というおもしろい形の湖があります。
この地図の東西に流れていて、私たちが沿岸を走っているのがハンガンです。ハンガンの南に位置するハナム(地図の左端)を出発しました。湖の南側を回ると相当遠回りになるので、川の北側へ渡りますが…
湖の前にある最後の橋をくぐってしまいました。おまけに、ここまでずっと案内があったハンガンサイクリングロードの標識も見当たらず。どうにか、橋へ上がらなければならないのですが、ここまでそれらしい分岐点はなく、先へ進んでいいものかもわからず、しばらく地図とにらめっこして過ごしました。
結局、この写真の道をまっすぐに進んでいくと、右へ曲がって橋へ上がることができました。
そんなわけで、パルダン湖の水を蓄えているダムに到着!ここまでの10kmに1時間かかるとは思わなかった。
なお、この湖より上流はナムハンガンという名前になるようです。漢字で書くと南漢河です。廃線跡のサイクリングロードを快走
パルダン湖のダムの少し手前から、どうやら廃線跡らしい雰囲気でした。
少し進むと、駅の跡に駅舎が残っており、休憩施設として利用されていました。
隣には、かつて使われていたであろう車両が。とてもカラフルに外装が変わっていました。もちろん、自転車用のスタンドも置いてありました。
鉄道の鉄橋も自転車用に流用されていました。隣の線路には、韓国の新幹線KTXも走っていました。
さらにトンネルも、自転車用に改装済み。かなり長いトンネルでしたが、車が来ないのでとても快適でした。
カンチョンダム
この日はいくつかのダムを通過しました。各ダムには、スタンプラリーのスタンプが置いてありました。その中の最後のダムがカンチョンダム。ハンガン文化館が隣にあり、空気入れを無料で貸してもらえました。
遠くからも確認できるこの柱が目印です。他のダムも特徴的な柱が立っていました。
さて、なぜ数あるダムの中からカンチョンダムを取り上げたかといいますと、
こんなものがあったからです。階段ではないのは助かりますが、でっぷり荷物を積んでいたら、自転車から降りて下るのでも一苦労です。
坂の上には、勾配が表示されていました。21%!しかも、多分平均でです。
カンチョンの湿原を歩く
少しいくと、ハンガンの中州にある公園に入りました。ここは、砂利敷きになっていました。乗れなくはないんだろうけど、パンクしても面倒なので、のんびりと歩くことに。
道の両脇には気持ちいい芝生が広がっていて、そこに日本では見かけない格好の木が一本立っていました。
キャンプをしている人もいたので、テントを持って出かける人には良いキャンプ地になりそうですね。
この後は、雨に降られてしまいました。さらに、宿泊したケンシントンリゾートの手前でめちゃくちゃ登らされました。
3日目に続きます。